休日なにしよう♪どこいこう♡

神社仏閣めぐり♡お花♡仏像♡ほか

68.恩田陸「蜜蜂と遠雷」面白かった

f:id:pinkyring11:20171211065342j:image

更新が久々なので遡って少しずつ更新。

 

今さらですが恩田陸蜜蜂と遠雷」を

楽しみました。

 

一年に数回、

読み終わりたくないなぁ…

と思う小説に出会いますが、、

この「蜜蜂と遠雷」は

読み終わりたくありませんでした(笑)

 

昨年の終わり頃だったか今年の初めだったか…

書店で初めて見かけました。

 

綺麗な装丁

読み応えのありそうな重量感だぁ…と

興味を持っていました。

 

普段のバッグが重くなるからまだやめとこうかな…

みたいな気持ちがあり

なかなか買うに至りませんでした。

 

その後、書店に足を運ぶ度に

手にとっては中身をちらっと見せてもらったり

重さを再確認したり、軽くコンコンとしてみたり…

かなり迷いました。

うーんと思いながらも

また今度

という感じで、やはり興味はあるのですが、

持ち運びが重いなぁ…

という結論に達し購入せず帰ってしまう

という事が数回ありました。

 

夏が過ぎ、

秋の長雨と仕事のモヤモヤがたまって

エンターテイメントを渇望していた頃、

映画鑑賞の待ち時間に立ち寄った書店にて

ついに購入。

 

長期戦でゆっくり読もうと決めていたのに…

………

 

 

 

物語はピアノコンクールをめぐる

人間ドラマ。

各登場人物の個性と音楽にまつわる物語が

細部まで色濃く描かれていて

演奏される曲が文字から鳴り響いている様です。

音楽が聴こえます。素晴らしい。

 

 

 

 

序盤から何やら面白い予感…

先が気になる気になる…とページをめくり続けていたらあっという間に3分の2くらい過ぎていました。

 

素敵に裏切られるのか…

それとも落胆するのか…

淡々とじっくり読み進めてゆっくり終幕を迎えるのか……

 

結果、自分の場合

「先の展開が気になってわくわくする」

「アドレナリンが出て体が熱くなる」

でした。

読書でこんなに瞳孔開きまくったのは久々です。

 

 

数年前、

新宿紀伊国屋書店

恩田陸「三月は深き紅の淵を」

の書店員さんポップに

「読書好きなら恩田陸!」

(丸文字斜め書体が印象的でした笑)

と書いてあったのを思い出しました。

 言い得て妙です。