73.映画「伊藤くんAtoE」鑑賞
2018年1月13日(土)に映画「伊藤くんAtoE」を鑑賞しました。
私がこの映画を鑑賞しようと思った理由
①題名が気になりキョネン原作を読んでいた事
②岡田くんの様な美しい人がどのように伊藤くんを演じるのかがみてみたかった
③木村文乃さんの演技が最近とても気になる。声がすごく可愛い。(火花での演技が好き)
映画館は殆ど女性でした。
例外的に私の4つ隣にかなり若い男の子が一人で来ていました。
原作者の柚木麻子さんの小説は読みやすく、働く女性、恋する女性が共感をする作品が多いです。
なかでもこの「伊藤くん〜」ですが何故に「伊藤」にしたのかがすごく気になりました。
そこ?!(笑)
思えば、一昨年だったかな?リリーフランキーさんの映画が「お父さんと伊藤さん」だったよな…漢字は違うけれど「伊東家の食卓」…これはテレビのバラエティ番組だったかな…
鈴木も佐藤も田中も多いけれど、「伊藤」。
伊藤園、伊藤博文、イトーヨーカドー、伊藤忠、「いとう」という響きはさりげなくそこにいる感じ、スズキやヤマダの様な当たり前に多い名よりもよりリアルに感じるのかもしれません。
物語について(小説の感想)
原作ではそれぞれの女性と伊藤くんという一人の男の恋愛ショートストーリーがいくつか。
複数の女性から一人の同じ男性を見る視点が全く異なっている所が面白かった。あたりまえだけどf^_^;
優勢、劣勢等の矢印関係がそれぞれの性格によって変わる点、恋愛の当事者であるのが自分であった場合、こんな風に客観視できたらどんなに楽な事か…f^_^;
興味深く、面白かった。
はたして伊藤くんが短絡的な男なのか…?
実は思慮深い味のある男なのか…?
私も考えながら読み進めました。
が、しかし
存在の価値が取り巻く無数の主観により変幻自在に変化するこの作品の中ではこれだと断定する事は難しかったf^_^;
登場人物で一番自分に近い女性の視点でこの伊藤くんをみてしまい、
結果、
中身というより届きそうで届かない、わかりそうでわからない、優しい様で冷たい、彼と自分との関係性から惑わされ、恋と錯覚してしまったのかなぁ…なんて、、思ってしまいましたf^_^;
リアルではそうでない事を祈りますf^_^;
伊藤くんに振り回されて疲労困憊になる女性ばかりなのですが、、f^_^;
(女性なら思い当たる事もあるかも)
伊藤くん以外の登場人物全員が何故か一皮むけて、より魅力的な女性になってしまっているという所がよかったですf^_^;
映画化されると知ったとき、
映像化されたら陳腐に感じるのではないかなぁと、、ポスターのポップ感と伊藤君の完璧なビジュアルに観る気持ちが失せていた事は否めません。
しかし冒頭の①〜③の理由と、
時間があったので、お気に入りの映画館で
お気に入りの時間帯に鑑賞しました。
前半はトレンディドラマを思わせるような木村さんのいい女感に違和感を感じましたf^_^;
でもそれは後半変貌する伏せんの様にも感じられます。木村さんは声がとても魅力的な女優さんですね♡大好き♡
でも、いい女の演技よりも、三枚目なドジでひたむきな演技が超絶素晴らしい!!
すごく愛らしい(*⁰▿⁰*)♡
映画作品としては、、正直前半は、、
退出しようかと思うくらい。。
後半あたりから、夏帆ちゃんや中村輪也さん、
モデルの池田エライザさんの演技がいい感じになってきたので、むむ?と思いながら鑑賞していました。
池田エライザさんかわいいな💕
しかしなんだか前半と後半で全然違う監督作品に感じた(笑)
いつもはエンドロールが終了して、館内照明が点灯するまで立ち上がらないのですが、、
エンドロールが始まってすぐに退出してしまいました。。
岡田くんファンの方は絶対観てると思いますが岡田くんを鑑賞するには素晴らしい作品です。嫌な男を演じていますがf^_^;、
そこはイケメン中のイケメンなので目の保養になりました。
しかし、私は中村輪也さんの方がよかった♪
色気のある俳優さんでした。
田中圭くんは、、デビューの頃に一目惚れした俳優さん。久々にみた(^-^)
夏帆ちゃんはやっぱり演技が上手い♡
今回は色気がない純粋な役柄の筈なのに
抑えた色気が滲み出てて
池田エライザさんとの友好的なベッドでの絡みもちょいエロでよかったです💕
私がよかったと思うのはその辺りくらいでしたf^_^;