49.奈良 西大寺(2016年7月の記録)
2016/07/28(木)に奈良の西大寺へ行きました。
お目当ては文殊菩薩像です(*´∇`*)
「仏像の見方」という綺麗な装丁の本があるのですが、その表紙の素敵な仏像さんにいつか会いに行きたいなぁと常々思っておりました。
その本を買った時、奈良の西大寺に安置されている仏像である事を知り、その時からいつか奈良へ行こうと決めていました。
この時、京都に泊まっていたので京都駅から近鉄線で移動し、大和西大寺駅で下車しました。
近鉄線2日目なので駅名と場所の感覚は一日前よりはマシになっていました😅
それでも「大和西大寺駅」なんてカッコイイ名前の駅🚉にワクワクしながら降りました。
降りてみるとなんとなく懐かしい様な、、
意外と普通の町並みに安堵しました。
平日の朝でしたので
地元の通勤の方が沢山いて
日頃の自分と同じ様な方を見つけると
その光景にも安堵しました。
何処へ行っても日常というのは同じ様に存在しているんだな😅と
当たり前の事を再認識し、
平日の旅が好きな理由は
ここにあるかもしれないなと思いました。
お隣に幼稚園?があるのかな?
送り終えたママさん👩達の語らいが
何とも微笑ましい🌼
こういう普通の光景がいいですね✨
おぉここが西大寺なんだ✨
朝一番の雰囲気…✨
しんとしたお堂の中にたっぷりと
御線香の香り。
合掌のち
この地との御縁に感謝致しました✨
合掌ののちなるべく仏像さん達を観ない様にし…
薄眼で会いたかった文殊菩薩像の前に。
合掌し、
失礼しますと
お顔を拝観…
わぁ………
美しい✨✨✨✨✨
きれいだなぁ
整ったお顔が
煌びやかな装飾と見事に合致していて
完成された美しさ…
大昔の人と今の自分の感覚が
見事に共鳴した様な…
そんな感動的瞬間でありました。
大げさかな(笑)それくらい感動しました。
←西大寺HPに写真が掲載されています
文殊菩薩像の脇に善財童子像が安置されています。
そこに灰谷健次郎の兎の目が置いてありました。
「西大寺の堂に善財童子という彫像がある。
あいかわらず善財童子は美しい眼をしていた。ひとの眼というより、兎の眼だった。それはいのりをこめたように、ものを思うかのように、静かな光をたたえてやさしかった。」(灰谷健次郎「兎の目」より)
とても暑い日でしたが、、
行って本当によかったな(*´∇`*)
次はいつあえるかな…